自家調合に必要な道具
まずなんと言っても秤が必要です。
性能的には、最低でも0.1g の分解能がある事が、まぁ条件。
もっと細かいといいですが、メチャメチャ高価になってしまうので考え物。
0.1g で我慢しましょう(と言いつつ、0.01gのを買っちゃいましたが)。
少ない量、より正確な計量が求められる時に手軽で確実な方法は「たくさん作る」です。
2倍作れば計量の精度は2倍ですからね。4倍作れば精度は4倍なんです。
少ない量の薬品の場合、ある程度正確に計れる量を水溶液にして、液体として計量して使うという方法もあります。
残りが無駄になることもありますけど、保存の利く水溶液なら問題なしです。
通常、1リットルの保存液を作るのに使われる薬品は1種類あたり多くても 100g 程度なので、一度に量れる重さは200g もあれば充分です。それ以上は何度かに分けて量ればいいので、あまり問題にはなりません。
予算が限られていて選択の余地がある場合は、最大重量よりも分解能を優先しましょう。
防水のものが理想だと思います。
価格は1万円台半ばくらいまでは覚悟。
分解能0.01gなら2万円台。
写真用薬品のほとんどは人体に有害なので、手袋、マスク、などが有った方がイイですね。
それじゃオマエはちゃんと手袋・マスクしてやってるのか、と言われると困るんですが、一応書いて置いたという次第です。
でもちゃんと防護した方がイイと思いますよ。
計量時にスプーンの様なものを使いますが、食用と共用するのは気持ちが悪いので100円ショップでなにか買ってきましょう。
料理用の計量スプーン(小さじと大さじがセットになってるヤツ)をボクは使ってます。
慣れてくると(慣れなくても量れば分かるんですが)、亜硫酸ナトリウム大さじ1杯何グラム、なんつって手抜きも出来ます。
メーカーによってはビニール袋に入った薬品を箱に詰めただけのパッケージがあるので、そうした場合には移しておく容器が要ります。きっちり密閉出来るもの、台所用品とかで何か見つけましょう。
また、使い終わって空になった容器をとっておいて、次に袋入りを買った時に詰め直します。
ちがう薬品に使う時はちゃんと洗って乾かしてから。忘れずにラベルを貼ってね。
化学調味料と間違えて料理にかけたら悲惨だよ。
ハイドロキノンなんか見た目で味の素と区別出来ないし。舐めれば分かるけど確率2分の1のロシアンルーレットだもんな。
その他、溶解に使うビーカーや、液体の計量に使うメスシリンダーなどは普通に写真薬品を扱うために持っているはずです。ただ、極少ない量の液体を量る事があるので、スポイトがあると良いかも知れません。
まぁ、そんなモンです。
薬品を秤に載せる時、量の多い物は紙コップなどを使うと便利です。
ほんの数グラムの薬品は紙に載せますが、5cm角くらいのメモ帳の4辺を谷折りにして使い捨ての小皿を作ります。
20gくらいまではコレで充分行けますね。
もし予算が許せば、pH計があると良いです。1万円台前半で分解能 0.1 くらいのが買えます。
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